佐久間俊雄
由吉の直系の血筋にあるだけに、その作品はどこか違うと思う。
2009/8/31 月曜日 — 青柳 英介

佐久間由吉 83歳作
評判の悪い、晩年の作品である。
油絵のようにベタベタに塗っているというが、
確かにその通りである。
でも由吉は由吉、それなりに興味深いものだと思う。
2009/8/28 金曜日 — 青柳 英介
高橋通 平成21年8月作
高橋通さんから、新作のこけしが届いた。
いつもよいものを作ってくれる。
忠蔵型とキン型、それにオリジナルの作品を入れてくれた。
2009/8/27 木曜日 — 青柳 英介
佐藤丑蔵 昭和15年作
胴底には、「2600,5,1 湯田」とある。
皇紀2600年、即ち昭和15年、湯田で作った丑蔵のこけしである。
丑蔵のこの時期にしては、何ともかわいいこけしを作ったものである。
グロ味が全くなく、やはり折からの第一次こけしブームの最中、
売れるものを作らなくては、という需要があったのであろう。
家内に見せたところ、「新しいこけしなのか?」と言っていた。
それほど木地は白く、描彩はみずみずしい。
2009/8/26 水曜日 — 青柳 英介
岡崎長次郎 大正中期作
小寸のこげす形のこけしである。
単純素朴、90年以上前の東北の土俗の味わいがある。
原初のこけしとは、きっとこのようなものだったのだろう。
2009/8/25 火曜日 — 青柳 英介
佐藤文助 昭和14年作
文助のこけしは、40歳のものを持っているが、
これは39歳のもの。『こけし写譜』掲載。
一般に39歳の時の方が世評高いが、
私は40歳の方が好きである。
もっとも持っているものが完品であり、出来映えが極めてよいから、
ということも言えるかもしれない。
39歳の文助
40歳の文助
2009/8/24 月曜日 — 青柳 英介

この度、古作こけしが100本近くになったので、
一冊の写真集にまとめようと考えました。
最初は、写真屋さんで、簡単に作れる「フォトブック」を
自分用に一冊だけ作るつもりでした。
しかし、蒐集家の先輩方から、買うからとのことで予想外のご注文をいただいた
ので、
30冊ぐらい刊行することにしました。
実費で6000円ほどになりますが、もしご希望の方がいらっしゃいましたら、
どうかご注文下さい。
だいたい9月下旬くらいの発行予定です。
よろしくお願いします。
電話03-3952-5216(土日休)
FAX03-3952-5217
Eメール info@kindai-japan.com
2009/8/22 土曜日 — 青柳 英介
佐藤慶治 昭和14年頃作
旧溝口コレクションの作品である。
昨日の佐藤慶治と共に、コレクターとして大ベテランのKさんから譲ってもらっ
たもの。
Kさんは、とても素晴らしい作品を多数持っていて、うらやましい限りである。
今後も折に触れて、こけしのことをいろいろ教えてもらいたいと思っている。
本こけしはペッケで、保存完璧、清楚さは昨日のこけしに増して素晴らしいと思う。
2009/8/21 金曜日 — 青柳 英介
佐藤慶治 昭和14年頃作
佐藤慶治は、図録などで見て、以前から大変ほしかったこけしである。
「おかめいんこ」と呼ばれる大名物があるが、
それに比べるとだいぶ時代も下がり、そう珍しいものではないのかもしれないが、
可憐で清楚な雰囲気が漂っている。
私の好きなこけしである。
2009/8/20 木曜日 — 青柳 英介
佐藤誠次 昭和37年作
丑蔵の弟で、兄の巨大な存在感の陰に隠れて、
あまり目立たないが、佳品を残している。
静かでありながら、張りを持ったよい作品だと思う。
最晩年の作だが、それなりによいものである。
こけしの場合、最晩年の作というと見向きもされないが、
炎の最後の揺らめきというか、案外よい作品が少なくない。
以前にも大野栄治の最後の作品というのを、
本欄で紹介したが、結構よかった。
工人によりけりで、最晩年に割合よい作品を作る場合というのもあるのだと思う。
2009/8/19 水曜日 — 青柳 英介
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