この近代ブログ、最近はこけしの写真ばかり載せている。
手抜きという面もあるが、入手したこけしのご披露という面もあり、
ついつい「こけし」ばかりになってしまった。
昭和50年代後半に、一時期こけしを集めていたが、
全部古書肆のひやねさんに売ってしまった。
そのころ私は、古本屋を始めようと資金を貯めていた。
こけしを売った金も、古本屋の開店に使った。
ひやねさんに、今度古本屋を始めると言ったら、
こけしの買取とは別に自分の財布から一万円出して、
お祝いにと、上乗せしてお金をくれた。
きっとひやねさんは忘れてしまっているだろうけれど、
私は、その時の情あふれるはからいを忘れられない。
こけしは、5~6本のありふれたものだけを残し、年月が過ぎていった。
再びこけしを集め始めたのは、今年の6月頃からであった。
全くのゼロからのスタートで、数もなければ、質も伴わない蒐集である。
しかし、何となく年齢を重ねて、20数年前の蒐集とは視点が違い、
我ながら面白いと感じつつ、一本ずつ集めている。
最初は、ネットオークションで、国府田さんや河野さんのこけしを買っていた。
間もなく、少々気後れしたが、ひやねさんやあおぞらに出入りするようになり、
入札をしたり、古いものを買ったりするようになった。
東京こけし友の会にも入会した。
つい先日は、このブログが東京こけし友の会のHPにリンクされているのを知り、
ビックリした。
昨日、あおぞらに行ったら、「ブログを見たよ」と数人の方から声をかけられて、
恥ずかしかった。
俳句や写真、書道、合気道などやりたいことはたくさんあるのだが、
こけしを始めて、何となく他がおろそかになってしまっている。
家内は、こけしもほかのものも一生続けるといいよ、と言い、
そろそろコレクションに名前をつけようなどと言っている。
それほどのものでは全然ないのだが、楽しいことではある。
2008/12/29 月曜日 — 青柳 英介







