佐藤孝之助 昭和15年作
2009/3/3 火曜日 — 青柳 英介

昨年6月頃より突然思い立って、
20年以上やめていた「こけし蒐集」を始めた。
新しいものを集める楽しみも勿論あるけれど、
垂涎の古作こけし(戦前のもの)を集めるのは、
その一つ一つに感動が伴い、人生を豊かにしてくれる。
70年以上も前のこけしだから、保管には神経を使う。
だが、ここにきて乾燥した気候のせいか、
高いこけしが次々にバキバキと音を立てて、割れていくのである。
私の住んでいるマンションは、自動的に換気をするように作られている。
今の時期、換気がされればされるほど室内は乾燥する。
加湿器をつけているのだが、あまり効果はなく、
朝起きたら、古作こけしが3本も割れていたことがあった。
おおむね大寸ものがよくないようである。
尺三寸ある菅原庄七などは、頭が真っ二つに割れて、
胴体から落ちてしまうほどになってしまった。
仕方ないので、より強力な加湿器を購入して、こけしのある部屋専用に置くことにした。
しかし、今度はツァイスイコンなどのカメラが心配になってきた。
カメラに湿気は禁物。簡単にカビがはえてしまう。
カメラは別の部屋に移動することにした。
加湿が多すぎれば、部屋に結露してカビがはえるもととなる。
そうするとダニが増えるので、気をつけなければならない。
難しいものだ。
— 青柳 英介
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